
押忍、森川です。
この前正月が始まったらもう二月になってしまいました。
年末年始、度々お酒を口にする機会があったので、今日はフィリピンを代表するお酒を紹介しようと思います。
“マタドール”
フィリピンの人々の飲み会では必ずといっていい程登場し、ブランデー独特の匂いと強烈な後味で、普段は真面目な武道家の鏡のような人を言葉の通じない理不尽な暴君に変えてしまう程のパワーを持っています。
スペイン語で闘牛士という事ですが角に刺される人間が続出し、自分達スタッフの間では”牛”という名で恐れられることになりました。
この酒をショットグラスに入れて飲みほし、次の相手にグラスを渡して回していくというのがフィリピンスタイルで、マタドール相手になると酒が進んでいくにつれ苦しみを共有している者同士の絆のようなものが芽生えてきます。飲むと後悔するのに何故皆飲むのか?”漢”と言う邪魔なプライドがチラついて逃れられません。
先日は新しくフィリピン道場のメンバーとなったAki君の誕生日会&歓迎会。“あれ?今日牛は?”の一言で始まり、心優しい彼に”F×××Yeah!!”と言わしめたこのマタドール。
これから先、また新たなドラマが作られていくと思います。
全く関係ありませんが一月二十九日は広島支部でお世話になった、原先輩の誕生日です。この場を借りておめでとうございます。
それではまた。
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