ボラカイ出張報告 新たな命と別れ2

2014年08月27日

数日後、フィリピン人スタッフの家で生まれた子犬を連れてきてくれました。まだ一か月ちょっとのコロコロしたフィリピンDog。
パピコ写真
私の愛犬の学園のアイドル犬、ピノコの小さなころにそっくりなので名前はパピコと名付けました。
dog.jpg
石段につまずきながらも一生懸命に付いてきます。食事は離乳食を始めた頃なので思うように食べてくれません。何日もかけて工夫をしながら何とか食べてくれるようになり、お座り、お手など教え、できる度に『すごーい、いい子、いい子』とオーバーに褒め習得させていきます。いい子に育ちますようにと願うかのようにみんなで大事に育てていました。
そんなある日、昼食を終え私はパソコンをいじっていたら『伊藤ちゃん、大変!!パピコが!!』と有賀先生が私を呼びに来ました。何?お散歩から帰って来たのかなぁ?と私は思っていて、でも有賀先生の様子がおかしい・・・。え?っと思い走って行ったら、パピコが帰ってくる途中に交通事故にあってしまい変わり果てた姿で帰って来ていました。私は突然の出来事に整理がつかない状態でした。見た限りでは息をしているのかしていないのかわからず、触って心臓が動いているか、反応があるかチェックしましたがよくわからない状態。早く病院に連れてって!!と言い、生きて帰ってくることを祈ってずっと待っていました。後から感情が溢れだし泣いても泣いても涙が止まりません。フィリピン人 スタッフは泣き崩れる私を抱きしめ寄り添ってくれていました。
動物の死が重なり元気がない私にフィリピン人スタッフは元気づけるかのように明るく接してくれました。私が泣いていたり、悲しそうにしていると don’t cry と言ってきて、その人の表情やしぐさから伝わる優しさに私は少しずつ心が癒され温かい気持ちになりました。
次の日パピコの姉妹を連れてきました。命に代わりはいないけれど、その姿を見ているうちにかわいくて自然と微笑んでいる自分がいました。名前はとても悩みました。みんなでいろいろ考えましたが、小沢先生が来訪時にとてもいい考え方を教えていただきました。日本の伝統芸能の中では名前を引き継ぐ考え方がある。先人の伝統・技・教え・心などを引き継ぐ意味があると思われると。パピコはonly oneで最初は姉妹を持ってこられても・・・代わりの犬はまだとても考えられないという複雑な気持ちがありましたが、パピコはみんなにとてもかわいがられていた事から、初代パピコから亡くした悲しい気持ちを忘れようとするよりはみんなでかわいがったパピコへの愛を引き継ごうということになりました。短い命でなくなってしまった初代パピコへの供養にもなるのではないかと私も思いました。愛が本当の愛であればあるほど亡くした時は辛いものです。もしかしたら人生の喜びと悲しみは正比例するのかもしれません。でも本当に悲しみと向き合うためにそこに愛の恵みがあったという事を自覚して引き継いで大切にしていくことが、もしかしたら生きる事の意味なのかもしれないと思いました 。
いつも思うのですが、フィリピンの人々はとても明るく毎日笑って楽しく生活しています。私もその中で生活をしていると明るく元気に自然となっていって、日本ではなかなか感じられないような幸福感があります。そんな中でのびのびと生活し英語を学んでいる生徒たちは人生の中できっといい経験になる事と思います。今回の出張は命の大切さを再確認する貴重な時間となりました。


posted by miyazawa at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日本サイドスタッフ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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