講師には、東京健康クリニック 総院長・大森隆史先生がご多忙の中に前日より飯田市にお越し頂き、昨今社会問題にまでなっている『発達障害』の起こるメカニズムや治療法などについて、ご講演いただきました。
会場には、長野県内外の方々がご来場くださり埋め尽くさんばかりのご来場者で、また、事前の電話での連絡も多数あり、発達障害というテーマ、そして、医師 大森先生のご講演の内容に対する、関心の高さがとても伝わって参りました。
講演の内容は、昨年に発売された大森先生の御著書『発達障害を治す』の内容、発達障害と治療をめぐる日本の現実、遺伝子の染色体とのかかわりから、発達障害の起こる原因の説明を頂きました。
その中では実際の症例として、授業中に座って学習が出来ない、言葉が出ない、学力がのびにくい、他人と目を合わせられない、怖がらない、癇癪を起こしパニックになる、こだわりが強い、などの原因を医学的考察をご説明くださいました、その理由としては、ドーパミンが神経を過度に刺激、ノルアドレナリンと集中力の関係性、聴覚の働きと甲状腺機能、細胞内カルシウムと鉛、水銀の関係、視覚と錐体細胞・桿体細胞、恐怖心と偏桃体、偏桃体とドーパミンセロトニン、不安とセロトニンなど上記の例の様に、脳や臓器の仕組みや働き、そこに関係する伝達物質から発症メカニズムを検証され、治療の方法も、デトックスで排出するマイナスと、サプリメントで栄養を補助するプラスの考えがあり、とても理路整然とご説明頂き、ご来場の皆様にとてもご納得を頂けました。 加え、普段は学習の好きでない学園の生徒まで『面白い内容でした』というので驚く程でした。
その中でも、これまで大森先生が治療してこられた、子供たちと親御さんとの治療を通しての心の交流が良く伝わり、その情熱に感動の涙を流される方もいらっしゃいました。
そして、講演の最後には質疑応答となり、質問者も多数。この機会に大森先生に是非質問をしたいと、皆様時間が足りない程でした。そして、その熱意にもまして、大森先生のご回答がとても親切丁寧で、また理路整然とご回答くださる為、終了後も時間が許す限り会場内で大森先生に順番待ちをし、お悩みを打ち明ける方、質問をする方がいらっしゃり、誠意と情熱を持ってご回答されており、そのお姿に使命感や責任感などが伝わり、私達も共に社会貢献活動に邁進できます事に、心から喜びを感じました。
今後は、ディヤーナ国際学園に医療的アプローチで、お力添え頂くお約束も頂きました。
休憩を挟み、空手道禅道会 武道空手少年クラブの熱気溢れる演武会が開始。
陣頭指揮は総本部 松井英夫 師範代の号令で行われ、飯田下伊那、上伊那地区の小学生、中学生の道場生が、これまでの空手稽古で培った、心技体を杉板割り、と言う形で見せてくれました。
大きな気合と、切れのある技、そして、小さい身体ながらも研ぎ澄まされた精神に、ご来場の皆様からは大きな拍手を頂きました。
そして、その子供達と共にディヤーナ国際学園の生徒を代表し、金子ゆき 準指導員が大森先生へ感謝の花束を贈呈しました。 受け取って頂きました花束の様に、今後は私達と共に社会貢献活動に邁進して頂き、子供たちの明るい未来を一緒に築かせて頂きたく思いました。
今後も皆さま、どうぞご協力の程を宜しくお願い申し上げます。
※詳しくは、大森先生のご著書『発達障害を治す』をご覧下さい。
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東京健康クリニック
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ここで番外編として、前日のお話・・・・・
講演前日には、わざわざ東京よりご足労頂きました大森先生を高森道場隣接の『パブリックハウス サニー』にお招きし、小沢先生、偶然にいらしていた、蒼天塾 田代徳一先生と奥様もご一緒され、食事会を行いました。
そこでは、大森先生のこれまでの経歴、元は工学系の大学から工業系の重金属のスペシャリストとしてお仕事をされており、その後に医師の道を進まれた事を伺い、体内重金属を排出するというデトックス療法は、経歴からも大森先生のご専門分野で、使命感をもって取り組まれている事がとても伝わって参りました。
加えて、日常で出来るデトックスやサプリメントのお話なども伺い、ラク酸が腸内環境を整えてくれる、その他、桑の葉エキス、肝臓にはビタミンB、C、B12、葉酸、亜鉛、セレンをとるといい、など、健康に大きく影響するお話を伺い、先生がたもとてもご納得されておりました。
私も、デトックス&サプリメントを始めてみようかと思います。