ナイフで友達を切りつけた2

2007年06月02日

P1050430.jpg  エピソード  〜 後編 〜

 無意識を知り、乗り越えた青年の言葉
 少年は次の日も、また次の日も道場にやってきました。相変わらず無口で、それでも懸命に身体を動かし額に汗を輝かせています。
 私には彼の表情が少しずつ変わっていることがわっていました。

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ナイフで友達を切りつけた1

2007年06月02日

P1050428.jpg  エピソード    〜 前編 〜

   カッターナイフで友達を切りつけた


 こんなケースがありました。
ある中学3年生が突然、友達をカッターナイフで切りつけたのです。学校内での出来事でした。
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親に連れてこられた少年3

2007年05月30日

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    〜後編〜
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親に連れてこられた少年2

2007年05月30日

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  〜 中編 〜
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親に連れられてきた少年1

2007年05月30日

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 小沢理事長の教育書第1弾「無意識の教育 〜キレる子供には見えざる理由がある〜より、一部を紹介!!

 〜 前編 〜

ある青年の更生が記されています。
本を読んでいない方は是非読んでください!!
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ひきこもりA君の自立

2006年10月24日

ひきこもりA君の自立したケース

 高校時代に登校拒否になったA君は、ある時、亡くなったはずの伯父さんの声を幻聴で聞くようになりました。
「Aちゃん、Aちゃん」
とA君を呼ぶ声。
一体この幻聴は何なのか。

 これは、日本武道総合格闘技連盟の小沢理事長のところへ相談にきたA君の話です。


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実例1 引きこもりK君の自立への道 後半

2006年08月28日

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 K君自身、何がきかっけでひきこもったのかは、今だに顕在化していません。しかし、空手と出会い、又、集団生活の中で、人は一人で生きているのではないことに気づき、本人なりに導き出した思いを紹介します。
K君は言います。「今、新しくはじまろうとしている事業の成功を心から祈り、私は初めて自分のことを、みなさんにお話ししたいと考えました。そして、引きこもってしまう人間の苦しみを、少しでも理解して頂けたらと思います。」と。


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実例1 引きこもりK君の自立への道 前半

2006年08月28日

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   ●  < エピソード1 > ひきこもりK君の実例 前半
        〜小沢隆著書「武道の心理学入門」より 

 K君の両親は、父親の経済的破綻から、彼が5歳のときに離婚していて、いわゆるカギっ子として育ったものの、小・中学校と割と順調に進級し、成績も中位で、特に何の問題もなかったようでした。
ところが彼は、高校に入学してから突然引きこもるようになり、本人自身も、何故部屋から出られなくなったのか、自覚的には全くその理由がわからなかったそうです。
私が20歳を目前にした彼に初めて会った時の第一印象は、決して悪いものではありませんでしたが、プライベート話、特に家族の話になると口が重く、感情が自分の表情に出ることを極端に恐れているようでした。
しかし、コミュニケーションの甲斐あって、その後、彼は空手をはじめるようになり、次第に学校へも通うようになりました。
いつも穏やかそうに見える彼の口癖は、
「僕は幸せです。」
という言葉だったのですが、私は彼のこの言葉が、感情を露出することに対する恐れをカモフラージュするための言動だと感じていました。

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私はいつも心なしか寂しげな彼に、宮崎駿監督の大作アニメ映画「千と千尋の神隠し」に登場したキャラクターからとった『カオナシ』というあだ名をつけました。
そして、彼に感情を一度思いっきり吐き出させなければと、彼の口に毒まんじゅうを投げ込むチャンスを伺っていたのです。
180cm100kgの彼の空手の大会での試合ぶりは、余りにも消極的で、仲間達からはいつも罵声が飛ぶ有様でした。
私はそんな彼の様子を見ていて、彼が本来の自分自身の力を発揮出来るようになるためには、感情を一度思いきり吐き出させなければと感じていたのです。
そんな時彼は、偶然恋をしました。ある支部の道場開きの二次会でたまたま入った飲み屋に勤めていた、彼の母親によく似た女性に。
私は、このことが彼のコンプレックスの自覚につながり、彼にとっての毒まんじゅうになると直感しました。
しかも珍しいことに彼は、その後いつになく積極的にその店に行きたいと私に懇願したので、彼を伴い数人でその店に何度か通うことになったのです。
そして何度目かの帰り道、店を出て車に乗り込み、300メートルくらい走った辺りで、もう一人の弟子のO君との打ち合わせ通り、K君に向かって何気なく
「なんか面白くないよなあ。もう今日でこの店に来るのは終わりにしよう。」
と話しかけると、彼は急に大声で泣きはじめたのです。
私のにらんだ通り、彼は幼い頃、母親の愛情に強いフラストレーションを感じ、自分は愛されていないと感じていたのです。
その思いがコンプレックスとなり、無自覚なまま彼の意識に影響を及ぼし、思春期に入り性の目覚めの時期に、異性に愛されないかも知れない自己を自覚することを恐れました。プライドの高い彼は、その感情を他人に悟られることを無意識的に避け、「引きこもり」となったのです。
そして彼は、武道をはじめて引きこもり状態が解消された後も、常に感情の露出を恐れていました。そして彼の無意識に住む、幼い悲しみに満ちた彼は、母親を彷彿させる女性に転移することで、封じ込められていた悲しみを解き放ったのです。


 その後・・・



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posted by dhyana at 16:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | 青少年更生体験記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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